老爺大酒店(ホテルロイヤル台北)


◆ダブルルーム:37u?
【プラン】JALマイレージ会員対象ダブルマイレージキャンペーン
【料金】5720台湾ドル(税込、日本円で約22,887円)
【日時】2007年4月

☆シャワーブース…×
☆バスローブ…○
☆ターンダウン…×
☆JALマイル…○(ダブルマイル)
     

 JAA(日本アジア航空)201便にて台湾に向かいます。シップはB747−400です。平日の午前中の便のためか、60代以上の団体客で占められています。食事の肉か魚のチョイスで失敗しました。肉はハンバーグ、魚は白身魚のフライなのですが、これがぱさぱさしてまずいこと。午前中なので、アルコールは飲まないつもりだったのですが、赤ワインに手を出してしまいました。たいした揺れもなく、桃園国際空港に着陸します。

 長蛇の列の出国審査を抜け、到着のロビーへ。ここは第2ターミナルです。とりあえず両替をします。しかし、平日のお昼過ぎとはいえ、閑散としています。出発に比べ、到着側は静かなことが多いのですが、それにしてもさびしい。団体客はすぐ、チャーターバスのほうへ向かいます。
 完全個人旅行の私は、台北市内に向かうリムジンバスを探さねばなりません。おっさんに声をかけられましたが無視します。
 チケット売り場兼待合室みたいなところに出ます。「台北ナビ」という旅行情報サイトによると大友バスがホテル至近に泊まるようです。しかし、同じサイトの中に矛盾する情報がありはっきりしません。掲示板の情報だと大丈夫なようですが、不安を抱えながらチケット売り場へ。
 しかし、チケット売り場のスタッフがいません。椅子に座ってあたりを伺います。やっと、若い兄ちゃんが来ます。日本人の客がいてチケットを買っています。さて、今回泊まる老爺大酒店は昌華酒店(リージェントフォルモサ)の隣にあります。そっちの方が第1級のホテルなので「リージェントホテルプリーズ」といいつつチケットを買います。レシートみたいなチケットでした。あと小さい地図付のパンフレットをくれました。これが後で役立ちました。
 雨、雨、梅雨のようです。並んでいるのはほとんど日本人?係りのおっさんが荷物預ける?とボディランゲージでたずねてきます。いったん、OKして、控券をもらいますが、途中下車で不安なのでやめます。バスはかなり汚れています。トランクは雨でぬれています。私はポケット付の布製の表地なので預けなくて正解です。
 乗ります。台北駅行き西線です。2列−2列のシートで真ん中あたりに座ります。始発ではない?すでに台湾人らしい若者のグループが乗っています。すぐまた停車します。第1ターミナル?ここでも結構乗ってきます。もう止まらないと思ったら、こまめに止まります。降りる客もいます。路線バスかよ??大きなトランクを持った日本人客もいますのでそんなことないよなー
 台湾は右側通行です。で左側(中央線)側に座ったのですが、窓が曇ガラスになっています。(半透明状、歩道側は普通です)。そして、カーテンが半円状に窓を覆っています。車内は暗く外の視界も悪い、これに後で苦しみました。
 しばらくすると、高速道路にのり、ほっとします。で高速を降り、台北市内に入るとまた、こまめに止まります。台北市内に入れば、降車バス停のアナウンスが少なくても英語の録音テープかなんかであるかと思ったらありません。?なに?地元民はバス停の近くになったら、勝手に出口に移動して下りていきます。運転手が台湾語で「○○」と叫ぶだけでした。なに?これだけ?あせります。歩道側なら周りの建物で何とか見当がつきますが、車道側で前述したようにカーテンが邪魔です。周りの日本人らしき人たちも、そわそわして外をうかがっています。いくつかバス停を過ぎ、いまここはどこと不安になります。そういえば、チケットを買ったとき、いっしょに渡されたパンフレット風の地図がありました。で、たまたま、止まったとき横を見るとホテルらしき建物がありました。富都大飯店でした。この少し先だ!で、日本人観光客が数人降ります。ここだろうと見当をつけ私も降ります。
 外は雨です。ここでよかったのかな?ちょっとまだ不安でした。あー、当たりでした。向かいに昌華酒店が見えます。その隣に老爺大酒店があるはずです。ありました。欧風というか、パリ風建物です。ほっとします。

 こじんまりとしたホテルです。歩道から直接エントランスに入ります。すぐ横がフロントです。ビジネスホテル風のつくりですね。関西弁を大声で話す日本人団体客とチェックインが重なります。日本人らしいフロント嬢が対応しています。で、私の担当は台湾人の若い男性でした。日本語は分るみたいです。部屋への案内はありません。自分で部屋に向かいます。

 部屋の第一印象は意外に広いかな。ホームページでは29u〜37uとなっていましたが、30u後半はありますね。インテリアが先日泊まったノボテル札幌に似ています。ヨーロッパ風というかフランス風というのか…TVは液晶だし、DVDプライヤーも常備してあります。ベッドはデュペだし、シャワーブースはありませんがバスルームは広めで、なかなかなものです。


デュペスタイルのベッドです。
窓方向より。
欧風のインテリアです。照明も十分あり明るかったですね。
雰囲気としては3月に利用した札幌ノボテルに似ています。
縦ロール状のレースのカーテンです。
ソファーが二つありますが、ちょうど窓のところにあるので、窓際に立って風景を眺めることが出来ません。なのでずらしました。
ウェルカムフルーツです。食べませんでしたが…キウイとりんごです。
デスク、TV等がこのように配置されています。
デスクはあまり使わなかったなですね。広めでした。
引き出しの中に案内とかあります。
TVとDVDプレイヤーです。
壁掛けの26インチくらいの液晶TVです。ブランドはBENQでした。
NHKBSが視聴可能ですが、音声が外国語(英語)でした。
チャンネルのなかにフロント付近の映像を生で放送しているものがありました。見ていて面白かったです。
このホテルはスタンダードクラスの部屋でもDVDプレイヤーを常備しています。
ブランドはSANPOでした。リージョナルコードの関係か日本から持ち込んだレンタルDVDは視聴不可でした。自分でTV番組を録画したものは視聴可能でした。
荷物置きです。
ベッドがわより。
ミニバーです。口の広いオンザロック用グラスが二つ、コーヒーカップが二つでした。プラスティック製の電気ポットがあります。
 グラスが汚れているというか、洗いが足りないためか、うっすら白っぽくなっていました。
缶の中に緑茶とウーロン茶のティーバッグ、インスタントコーヒーがありました。あと、台湾製のミネラルウォーターが2本ありました。置いてある場所から、無料のような感じはしますが、はっきりとした表示がないので飲みませんでした。
冷蔵庫の中は少なめでした。瓶のスーパードライと一番搾りが120ドル(税込サ別、以下同)
台湾の缶ビール100ドル、ソフトドリンク、ミネラルウォーターが80ドル、ウィスキー等が180〜220ドルでした。アルコールと非アルコールの価格差が小さい感じがします。
バスルームは十分な広さでしたね。
シンプルな洗面台です。ハンドタオル、洗面用石鹸、グラス等があります。
引き出しの中には歯ブラシ、髭剃り、シャワーキャップ、綿棒等があります。
サイドにフェイスタオル、ティッシュ、タオルを入れる籠?ゴミ箱があります。
バスタブは十分な大きさでした。
シャワーはバーで高さを調節するタイプでした。
アメニティーはホテルオリジナルタイプです。シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、ローションです。
日航系列なのでトイレはウォシュレットです。ただし、台湾全般に当てはまるのか、水圧がかなり弱いです。何回かに分けて流さないと詰まりそうです。というか、流れていきません。
バスルームのドアにレースのカーテンが…中が透けて見えます。
クローゼットです。バスローブがありました。セーフティボックスもあります。ハンガーの数が少ないかな。
タオルスリッパもあります。
ミニバーの横に…ズボンプレッサーも常備されています。
ベッド側からドア方向を…
上が通り側です。
周りは割合と低めのビルが多かったですね。
緑が結構多かったかな。
クラシックなビルがありました。

 

ルームサービスの朝食は、アメリカンBF600台湾ドル、中華粥セット480ドル、和朝食650ドル(コーヒー、ジュース無)、税込で10%のサービス料が別にかかります。
 そのほかはスパゲティが250ドル、カレーライスが290ドル、固焼きそば、チャーハンが270ドル、クラブサンドイッチが250ドルでした。3.7をかけると大体日本円になります。

 朝食はブッフェでした。込みで550ドルです。内容は洋食がメインでした。玉子料理を調理するコックもいました。和食も結構豊富にありました。地元台湾人風の客が味噌汁等を飲んでいましたね。私はとりませんでしたが…中華は濃いめのスープが2種類ほどあります。あと惣菜風のものが何種類かありました。油っぽいので私は取りませんでしたが…私は粥とトッピングぐらいにしときました。
 朝食は素晴らしいとはいえませんね。こんなものかな〜という程度でした。

値段相応ですし、設備的にもDVDプレイヤーが常備されているなど不満はありません。地下鉄の駅も割合近いですし…機会が今後あるか分りませんが、また泊まっても良いホテルですね。ただ、個人旅行で台湾が初めての方はリムジンバスは避けた方が無難です。

 

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